社内ものづくりコンテスト『社章バッジ』
弊社では「ものづくり」の楽しさを社員に感じ取ってもらうため、定期的にものづくりコンテストを開催しています。
日ごろの業務で培った技術力を総動員し、工夫をこらしたオリジナルの作品をつくっています。

今回は「社章バッジ」についてご紹介します。
社章として使用するためデザインにこだわっており、弊社の技術力もアピールできるような構造となっております。
ご興味があれば、ぜひご覧ください。
~目次~
①アピールポイント
今回は、以下の三点をアピールポイントとして製作しました。
・さまざまな板厚の加工が可能であること
・きれいな加工断面、ピンの接合部
・ネームプレートのデザインは入れ替えが可能(要望があれば加工可能)
②製作した目的
このバッジは、松山精機の社章として使用することを目的として製作しました。
弊社営業がお客様の所へ伺う際、このバッジを身につけていき、お客様との話のネタや、弊社の技術力をアピールするツールとして使用します。
第3回目の今回は
・バッジのピンを接着せずに製品を仕上げる
・ネジ部分が見えないように工夫する
この2点を改良して製作しました。
③バッジの構造
今回作成したネームプレート・ガイド枠・押さえピンと、購入品のピン止め、芋ネジの5種類のパーツで構成されております。

今回は固定ピンを接着せずに、マシニングで切り出して加工しました。
ガイド枠はサイドからイモネジで固定して、正面からネジ部分が見えないように工夫しました。
④使用した機械、加工時間
ネームプレートはレーザー加工機で加工しました。
板厚は0.5mmで、加工時間はおよそ2分間となりました。

ガイド枠はワイヤー加工機で切断しました。
およそ1時間30分の加工時間となりました。

押さえピンはマシニングセンターで加工しました。
およそ2時間30分の加工時間となりました。

⑤苦労した点
今回は、前回接着剤で固定していた押さえピンを、マシニングにて加工しました。
接合部が無く、きれいな見栄えとなっております。
また、社名のフォントをゴシック体から明朝体へ変更しました。
より細かな加工が必要となっており、レーザーでの切り抜きに苦労しました。
⑥まとめ
今回のものづくりコンテストでは、普段なかなかできない自由な発想で、チームメンバーそれぞれのアイデアを持ち寄って、製作をすることが出来ました。
今後も新たな加工法などを模索して、お客様から「松山精機じゃないといけない」と言って頂けるよう、技術力の向上を図っていきたいと考えております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。